GA4の初期設定「3. サーチコンソール連携」
GA4(Google アナリティクス 4)と「サーチコンソール」を連携する
GA4(Google アナリティクス 4)の初期設定で、これだけはしておきたい設定「3. サーチコンソール連携」:自然検索結果を分析できるようにする方法を紹介します。
「サーチコンソール」とは、Google検索においてのサイトの検索順位や表示回数などを分析できるツールです。Google アナリティクス 4と「サーチコンソール」を連携することで、Google アナリティクス 4の画面の中で、簡単にサーチコンソールのデータを確認できるようになります。
ユーザーがサイトに訪問する前の検索クエリ(検索語句)やサイトに訪問した後の行動や購入データを合わせて、一貫したより詳しい分析をすることができるサイト運用に欠かせない機能です。
「サーチコンソール」の連携は、Google アナリティクス4の「タグ(測定ID)」をウェブサイトに設定したら、これだけはしておきたい6つの初期設定の1つです。
GA4(Google アナリティクス 4)と「サーチコンソール」を連携する具体的な方法
「サーチコンソール」を連携する作業は簡単で2ステップで終わります。
ステップ1では、Google Search Console側の初期設定をし、ステップ2では、Google アナリティクス 4とGoogle Serach Console側で初期設定済のリンクに「サーチコンソール」を連携させます。
ステップ1:Google Search Console側の初期設定をする
Google アナリティクス 4の左下にある歯車のマークの「管理」をクリックすると、下記のような画面が開きます。
スクロールダウンして、「Search Consoleのリンク」をクリックします。
Search Consoleのリンクのページが開きました。まず、「リンク」をクリックします。
Search Consoleとのリンクを作成するというポップアップが開きます。このリンクの設定画面が「サーチコンソール連携」を設定する箇所です。
まずは、1番目のSearch Console プロパティを選択で、「アカウントを選択」をクリックします。
管理するプロパティにリンクという画面で、「プロパティを追加」をクリックします。
※ただし、Google Search Console側の初期設定がされていない場合、下記のように「一致する結果はありません」という文字が表示されます。
※既にUA(Universal Analytics:ユニバーサルアナリティクス)と「サーチコンソール」を連携済みの場合、管理するプロパティにリンクという画面の「プロパティ名」、「プロパティ タイプ」には最初から自動でオンラインストアの情報が入力されています。このため、Google アナリティクス 4と「サーチコンソール」を連携するための、Google Search Console側の初期設定は行う必要がありません。ステップ2の説明へ飛んでください。
Search Consoleにサイトを追加する、というメッセージが出たら「OK」をクリックします。
※下記の画面にあるように、「OK」をクリックすると「Goolge Search Console」にリダイレクトされます。リダイレクトされた「Google Search Console」で、オンラインストアを追加する作業(Google Search Console側の初期設定)が完了したら、再びこのページに戻ってきます。
Google Search Consoleのサイトへリダイレクトされて、Google Search Consoleへようこそというページ(下の画面)に遷移しました。
少しスクロールダウンして、「URL プレフィックス」の「URLを入力」という部分にオンラインショップのURLを入力し、「続行」をクリックします。
Google Search Consoleがオンラインストアをチェックし終わると、「所有権を自動確認しました」と表示されます。「完了」をクリックしましょう。
ここまでで、ステップ1、GA4(Google アナリティクス 4)と「サーチコンソール」を連携するための、Google Search Console側の初期設定が終わりました。
ステップ2:Google Search Console側のリンクと連携する
ステップ1で、Google Search Console側で、オンラインストアを追加する作業が完了したら、別のタブで開いていたGA4(Google アナリティクス 4)の「管理するプロパティにリンク」という画面に再び戻り、「確認」をクリックします。
※既にUA(Universal Analytics:ユニバーサルアナリティクス)と「サーチコンソール」を連携済みの場合、管理するプロパティにリンクという画面の「プロパティ名」、「プロパティ タイプ」には最初から自動でオンラインストアの情報が入力されています。このため、Google アナリティクス 4と「サーチコンソール」を連携するための、Google Search Console側の初期設定(ステップ1)は行う必要がありません。
Search Consoleとのリンクを作成するというポップアップが開きます。このリンクの設定画面が「サーチコンソール連携」を設定する箇所です。
まずは、1番目のSearch Console プロパティを選択で、「アカウントを選択」をクリックします。
管理するプロパティにリンクという画面が再び開きましたが、今回は、「プロパティ名」、「プロパティ タイプ」の部分に自動でオンラインストアの情報が入力された状態となっています。
Search Consoleとのリンクを作成するというポップアップのリンクの設定で、今度は、1番目の「Search Console プロパティを選択」まで終わっています。下記、黄色の部分のようにURLが表示されます。
「次へ」をクリックします。
Search Consoleとのリンクを作成するというポップアップのリンクの設定で、2番目の「ウェブ ストリーム」を選択する」で、「選択」をクリックします。
「選択」をクリックします。
「ウェブストリームを選択する」で、下記、黄色の部分のようにURLが表示されています。
「次へ」をクリックします。
3番目の「確認して送信する」で、「送信」をクリックします。
下記の画面のように「リンク済み」が表示されたら終了です。
これで、GA4(Google アナリティクス 4)の初期設定で、これだけはしておきたい設定「3. サーチコンソール連携」:自然検索結果を分析できるようにする作業が終わりました。
投稿者プロフィール
- 外資系ブランドのEコマース担当。アクセサリー、コスメ、ファッション、フード業界などでデジタルマーケティング・Eコマース全般を経験。韓国料理と韓国ドラマが大好物です。