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GA4の基本:

【初心者】にも分かりやすく「ユーザー属性」画面の見方を解説

GA4(Google アナリティクス 4)の「ユーザー属性」画面の見方

GA4(Google アナリティクス 4)の基本:【初心者】にも分かりやすく「ユーザー属性」画面の見方を解説します。

「ユーザー属性」画面の基本

Google アナリティクス 4の左側にあるホームのマークやその下あたりにマウスオーバーすると、下記のような画面が開きます。

左メニューの「レポート」をクリックします。

「レポート」をクリックすると展開される、左メニューの「ユーザー属性」をクリックします。

「ユーザー属性」をクリックすると展開される、左メニューの「概要」をクリックすると、「ユーザー属性サマリー」が表示されます。ここは、「ユーザー属性」メニュー直下にある複数のレポートから集めたデータを一覧で、ダッシュボードとして確認できるようになっています。

「概要」メニューの下には、GAの前のバージョン、UA(ユニバーサルアナリティクス)でいう「ユーザー」メニュー直下のような内容を確認できます。ユーザーの年齢、性別、興味関心など、サイトを訪れるユーザーの属性データを詳細に把握することができます。

「ユーザー属性の詳細」メニューの見方

「概要」メニューの1つ下にある「ユーザー属性の詳細」メニューをクリックすると、ユーザーの属性に関する詳細データが表示されます。

GA4(Google アナリティクス4)では、UA(ユニバーサルアナリティクス)の「年齢」「性別」「インタレスト」メニューに相当するデータが「ユーザー属性の詳細」メニューに統合されています。これにより、ユーザーの年齢、性別、興味関心などの属性データが一つのメニューで確認できるようになりました。

※詳細データでいつも注意したいのが「キーイベント(コンバージョン)」の項目です。コンバージョンポイントの設定を注文以外、会員登録や資料ダウンロードなども設定している場合、「キーイベント(コンバージョン)」の項目にそれらすべての合計の数字が表示されます。この場合、ECサイトの注文のコンバージョン数値だけを見る場合は、「キーイベント(コンバージョン)」の項目でさらに「purchase」という内容に絞る必要があります。もともとコンバージョンポイントが1つ、例えば、注文だけの場合は、わざわざ絞る必要はありません。「purchase」に絞る方法はこの「ユーザー属性の詳細」メニューの見方で、後に説明します。

例えば、ドリルダウンして、日本のユーザー属性の詳細データを見たい場合、下記のように検索窓に直接、Japanとキーワードを入力し、Enterキーを押すと、日本の情報が表示されます。

さらにドリルダウンして、例えば、日本の地域ごとのユーザー属性の詳細データも確認できます。

検索窓の下、「国」という文字の横にあるプラスマーク(+)をクリックします。

プラスマーク(+)をクリックすると、選択可能な項目が表示されるので、「地域」を選んでクリックします。

「地域」を選んでクリックすると、日本の地域ごとのユーザー属性の詳細データが表示されました。

次に「キーイベント(コンバージョン)」の項目でさらに「purchase」という内容に絞る方法を説明します。先に述べたとおり、コンバージョンポイントの設定を注文以外、会員登録や資料ダウンロードなども設定している場合、「キーイベント(コンバージョン)」の項目にそれらすべての合計の数字が表示されます。この場合、ECサイトの注文のコンバージョン数値だけを見る場合は、「キーイベント(コンバージョン)」の項目でさらに「purchase」という内容に絞る必要があります。

複数のコンバージョンポイントを設定していて、注文のコンバージョン数値だけを見る場合は、「すべてのイベント」をクリックします。

「purchase」をクリックします。

選択した項目「purchase」が表示されました。

これで、注文のコンバージョン数値だけに絞ることができました。GA4(Google アナリティクス4)のデモアカウント「Google Mearch Shop」では、下記のキャプチャーを撮った時点では、コンバージョンポイントの設定に注文を含んでいなかったようで、下記のとおり、「purcase」の項目、つまりECサイトの注文のコンバージョン数値は0となりました。

ここからは、「年齢」や「性別」の詳細データを確認します。

ここでは、分かりやすく説明するため、一旦、「ユーザー属性の詳細」メニューをクリックした画面に戻ります。

まず、検索窓の下、「国」という文字の横にあるプラスマーク(+)をクリックします。

プラスマーク(+)をクリックすると、選択可能な項目が表示されるので、「年齢」を選んでクリックします。

年齢別の詳細データが表示されました。

さらに、「性別」の詳細データを確認します。

もう一度、検索窓の下、「国」という文字の横にあるプラスマーク(+)をクリックします。

プラスマーク(+)をクリックすると、選択可能な項目が表示されるので、「ユーザー属性」を選んでクリックします。するとさらに右側に選択可能な項目が表示されるので、「性別」を選んでクリックします。

「性別」のデータが「年齢」の横に追加されました。

GA4(Google アナリティクス 4)の基本:【初心者】にも分かりやすく「ユーザー属性」画面の見方を解説はここまでです。

まずは、いろいろ触ってみて、Google アナリティクス 4の表示や動作に慣れていきましょう。

投稿者プロフィール

高松晴奈(Lydia)
高松晴奈(Lydia)
外資系ブランドのEコマース担当。アクセサリー、コスメ、ファッション、フード業界などでデジタルマーケティング・Eコマース全般を経験。韓国料理と韓国ドラマが大好物です。