売れてるECサイトの特徴とは?成功事例【ECサイト5選】に学ぶ改善のヒント

こんにちは。
最近「なんであのECサイトは売れてるの?」と気になったこと、ありませんか?
同じ商品を扱っているのに、なぜかあっちの方が人気…。
でも、その違いにはちゃんと理由があるんです。
今回は、売れているECサイトの共通点から、実際に成功している事例、すぐに取り入れられる改善ポイントまで、たっぷりご紹介します。
- . 売れてるECサイトの特徴とは?成功事例【ECサイト5選】に学ぶ改善のヒント
- 1. 売れてるECサイトに共通する「3つの強み」
- 1.1. 購買導線がスムーズで迷わせない設計
- 1.2. 感情に訴えるストーリーブランディング
- 1.3. リピーターを生む仕組み(UX・CRM)
- 2. 成功しているECサイト5選【国内ブランド編】
- 2.1. 小樽洋菓子舗ルタオ
- 2.2. 北欧、暮らしの道具店
- 2.3. Kurasu Kyoto
- 2.4. TO&FRO
- 2.5. cotogoto
- 3. 売上を左右する「改善すべき5つの要素」
- 3.1. 商品ページのファーストビューは「勝負どころ」
- 3.2. カート投入率UPには“導線設計”がカギ
- 3.3. スマホ最適化、できてる?
- 3.4. レビューやQ&Aも“コンテンツ”になる
- 3.5. 追客と再訪をデザインする
- 4. デザインとUXで信頼を得る3つの視点
- 4.1. 写真とコピーで一貫性ある世界観を
- 4.2. ユーザー心理に寄り添ったレイアウト
- 4.3. 不安を払拭する「購入前後」の体験設計
- 5. まとめ|成功のヒントは「模倣」よりも「解釈と応用」
売れてるECサイトに共通する「3つの強み」
購買導線がスムーズで迷わせない設計
売れてるサイトって、とにかく「迷わない」んです。
欲しい商品がすぐに見つかって、説明もわかりやすくて、カートまでストレスフリー。
“道案内上手な接客”をされているみたいなイメージです。

感情に訴えるストーリーブランディング
「この商品、いいな。」って思ってもらえる要素は、商品のスペックだけではなかったりもします。その商品が生まれた背景や、作り手の想い、お客さんのリアルな声。
そういった“ストーリー”があるだけで、購入率ってぐんと変わってきます。
「このバッグは、一つひとつ職人が手縫いで仕上げています」
そんな一言だけでも、商品の“価値の伝わり方”が変わりますよね。
作り手の想いや姿勢が見えることで、価格ではなく“共感”で選ばれる商品になります。

リピーターを生む仕組み(UX・CRM)
売って終わりじゃなくて、ちゃんと“また来てくれる仕掛け”がある。
例えば、購入後のメルマガでフォローメール、ポイント制度の案内。LINE通知で、レビュー特典など。
「次も買おうかな」と思える設計がちゃんとされているんです。

成功しているECサイト5選【国内ブランド編】
ここでは、今注目の成功しているECサイトをピックアップしてご紹介します。
自社サイトにも活かせるヒントがきっとあるはずです。
小樽洋菓子舗ルタオ
業種:洋菓子製造・販売
成功ポイント:
- ユーザーが商品を探しやすい機能的なサイト設計。
- イベントごとのカテゴリ分けで購買意欲を刺激。
- トップページに人気ランキングや新作・限定商品を掲載。

公式サイト:LeTAO ルタオ
北欧、暮らしの道具店
業種:インテリア雑貨販売
成功ポイント:
- ターゲットを明確にした商品ラインナップ。
- 丁寧な商品説明やコーディネート提案で顧客満足度向上。
- SNSを活用した情報発信でブランド認知を拡大。

公式サイト:北欧、暮らしの道具店
Kurasu Kyoto
業種:コーヒー器具・豆の販売
成功ポイント:
- 定期購入サービスでリピーターを獲得。
- 日本のコーヒー文化を海外に発信。
- 英語対応のECサイトでグローバル展開。

公式サイト:Kurasu Kyoto
TO&FRO
業種:軽量・高機能なトラベル雑貨を販売
成功ポイント:
- コーディネートや使用例の画像が豊富
- ミニマルなデザインで導線が明快。
- カテゴリ・用途別に商品を探しやすいナビゲーション。

公式サイト:TO&FRO
cotogoto
業種:食器、調理道具などの生活雑貨を販売
成功ポイント:
- 「丁寧な暮らし」を感じさせる余白・トーン設計。
- 商品ページに“作り手の想い”や“背景”が丁寧に記載されている。
- カテゴリとタグの組み合わせで商品が探しやすい。

公式サイト:cotogoto
売上を左右する「改善すべき5つの要素」
ECサイトの売上改善は、“ちょっとした工夫”の積み重ねから始まります。
ここでは、実際のEC運営でも売上に直結しやすい5つのポイントをピックアップしました。
商品ページのファーストビューは「勝負どころ」
パッと見で「これ、いいかも」と思わせるかどうか。
写真のクオリティやコピーの見せ方で、印象がぜんぜん違います。

カート投入率UPには“導線設計”がカギ
関連商品(レコメンド商品)やバンドル販売の導線を工夫して、「ついで買い」を促進。
「一つ買ったらもう一つ」って、うれしい流れですよね。

スマホ最適化、できてる?
今や8割がスマホユーザーと多いです。
ボタンが押しにくい、文字が読みにくい…それだけで離脱されちゃうこともあったりします。
レビューやQ&Aも“コンテンツ”になる
「他の人はどうだった?」って、感想も気になりますよね。
商品のレビュー・口コミや質問回答も、安心材料として大切な要素です。

追客と再訪をデザインする
「一度見たけど買わなかった人」に、もう一度思い出してもらう工夫。
再訪施策やリマインド通知がしっかりあることも大事ですね。
デザインとUXで信頼を得る3つの視点
初めて訪れたサイトで、ちょっと不安を感じて離脱してしまった…。そんな経験はありませんか?
ユーザーの“ちょっとした不安”を取り除くことが、信頼と購入につながります。
ECサイトの印象を大きく左右する3つの視点をお伝えします。
写真とコピーで一貫性ある世界観を
写真が暗かったり、コピーがバラバラだったりすると、どこか「信用しづらい」印象に。
見た瞬間に「わ、素敵!」と思わせる世界観づくりは、信頼感にもつながります。

ユーザー心理に寄り添ったレイアウト
たとえば「まず価格を見たい」「成分を見たい」といった、見たい順に情報を配置する。
意外と必要な情報が掲載されていないサイトもあったりします。
不安を払拭する「購入前後」の体験設計
「届かなかったらどうしよう…」
そんな不安に対して、配送情報や返品対応など、安心材料の明示が重要です。

まとめ|成功のヒントは「模倣」よりも「解釈と応用」
「このサイト、真似したい!」
そう思えるサイトはたくさんありますが、一つ一つショップの色をうまく出すのが必要です。
大事なのは、「なぜこの設計なのか?」を読み取り、「自社だったらどう活かせるか?」を考えること。
たくさんの事例を知って、自分たちなりの「売れる型」を見つけていきましょう。

いかがでしたでしょうか?
「商品はいいのに売れない…」「どこを改善すればいいか分からない」
そんな悩みを抱える担当者さまへ。
私たちOMOKAJIは、売上だけでなく“収益性”と“継続成長”にこだわってショップの担当者様に寄り添うEC支援を行っています。
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投稿者プロフィール

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WEB・ECサイトのニュースやコラムなどの執筆、運営を長らく担当。
ギネス登録されている、高さ233メートルあるマカオタワーから、バンジージャンプしたこともあるチャレンジャー。最近はまっていることは、Kpopのダンス練習。